長野電鉄全線開通五十周年記念乗車券

こんにちは!正夫のかつやです。

なんだか急に涼しくなっていきなりの秋の訪れを感じている今日この頃。もう10月だから当たり前っちゃ当たり前だけどやっぱり夏の終わりは寂しいですね。

されど秋も秋で空気が澄んで自然の景色がより美しくなったり、美味しい食べ物をどんどん増えてきたりでこれまた良い季節の到来です!さあさあ四季のあるニッポンを楽しんでいきましょう!

 

それでは今回のソノシート紹介はこちらです!

 

長野電鉄全線開通五十周年記念乗車券

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出ました。長野電鉄の乗車券付ソノシート

読んで字のまんまですが、長野電鉄が全線開通五十周年を記念して作られ発売された乗車券付ソノシートです。

こちら見て分かる様に、シンプルに盤面のデザインがめちゃくちゃかっこいい。本当にかっこいい。そしてこんな変わったビジュアルから音が流れてくる奇跡。長野電鉄さんマジありがとうって感じです。これはもう鉄道オタクさんじゃなくても欲しくなる乗車券。マジどえらいかっこいい。

ソノシートの下部分に乗車券が付いているのですが、こんなに盤面がかっこ良かったら勿体無くて乗車券も使うに使えません。オークションサイトでこのソノシートはよく目にするのですが、どれも乗車券は使われてなく状態の良いものが多い様に思えます。やっぱり考えることは皆同じなのですね。人類皆ブラザー&シスター。

そしてこの裏面には長野電鉄の歴史が事細かく載っています。

 

見た目はもちろん内容もシンプルで音質も良いので、鈴木33回転正夫でDJやLIVEをする時にたまにこのソノシートを流すのですが、手元が見えるイベント会場だと決まってこれを見た人が「えぇ!?」っていうリアクションをしてくれるのでそれを見ながらいつもニヤニヤしています。ハハー

驚きと同時に笑いも誘ってくれるのがソノシートの良い所。

また盤のサイズが大きくスクラッチしやすいのも気に入っています。

この感じめちゃかっこよくないですか?

変な形のソノシートターンテーブルの上でくるくる回ってるの普通に可愛い。

 

因みに他の方のブログで知ったのですが、盤面のオモテ面の上部、音の出る乗車券第2弾と書いてありますが、長野電鉄は創立50周年の時にも第1弾となるソノシートを発売していたみたいです。

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こちらが第1弾。ほ、欲しい、、、 見つからない泣

そして2020年は長野電鉄創立100周年だったみたいですが、時代の流れか記念品グッズの中にソノシートは当然の如くありませんでした。残念!

こちら100周年記念のグッズ一覧です。興味ある方は是非ご覧になって下さい。

www.nagaden-net.co.jp

 

さあさあそしていよいよ本題のソノシートの内容です!

正直自分は鉄道に関して全くの無知なので、流し聞きしてるだけだと全く内容が頭に入って来なかったのですが爆 長野電鉄の歴史が語られています。

ソノシート裏、長野電鉄鉄道年譜を見ながら聞いて頂くとあ〜こんな事を喋っているんだね、と理解出来るかと思います!僕の稚拙な説明をうんたら綴るより、聴いて頂くのが一番分かるかと思いますので是非ゆっくり耳を傾けてみて下さい。

それではどうぞ!

www.youtube.com

いかがでしたでしょうか?

語り部の口調に、鉄道の音、乗務員の音声などなど、少し昔にタイムスリップした様な感覚になりましたでしょうか。

なってもらえたら嬉しいです。ならなくても感じ方は千差万別だからオールオッケーさ!

このソノシートが発売されたのが1978年。そして今が2023年。

ソノシートでもレコードでも言える事ですが、50年近く経った今でも普通に聴けて僕達みたいな平成生まれに時代を超えて驚きと感動を届けてくれるこれら媒体には本当に感謝とリスペクトの念に堪えません。

以前のブログにも書きましたがまさにサウンドタイムカプセル。大事にしていきたいです。

 

そんな感じで今回の記事も終わりに近付いていますが、今回のソノシート紹介もいかがでしたでしょうか。最後まで目を通していただいてありがとうございました!

鈴木33回転正夫は現在も長野電鉄の第1弾のソノシートを探しています。何か情報をお持ちの方は正夫までご一報下さいませ。

なんだか最後お願いみたいになってしまいましたが、また次の紹介も楽しみにしていただけたら幸いです!

 

ではまた(о´∀`о)

夜明 日本三景松島 まつしま 東北弁解説

どうもこんにちは!正夫のカツヤコンドウです。

めちゃくちゃお久しブリですね。なんと前回の記事から約2年5ヶ月ブリの更新となってしまいました。あはー

皆さんお元気してましたか?僕は相も変わらずお元気です。

またポツポツとブログを更新していこうという気持ちになってきたので皆さんまたまたお付き合い下さいね。

 

それじゃあ久し振りの更新の、久し振りのソノシート紹介はこれだー!

 

夜明 日本三景松島 まつしま 東北弁解説

デデン!

もうタイトルからして最強!

日本三景ソノシートってだけでアガる。そして東北弁混じりでの松島の解説。ぶっちゃけ方言での箇所は短いですが、方言好きのカツヤコンドウからしたらこれ、マジたまらんソノシートです。

 

こちらは仙台市にある斉藤写真工芸所というところがリリースしたソノシートみたいです。

パッケージに¥300と表記があるので、このソノシートは配布されていた物ではなくお土産屋さんか、どこかしらで販売されていた物なのかなと推測出来ます。が、例にならってこのソノシートもインターネットで検索してもやっぱりオークションサイトしかヒットせず、詳細はミステリーです。でもソノシートのこういう所が好きでおま。

因みにこの斉藤写真工芸所、調べてみると斉藤コロタイプ印刷へと名前を変えて今も現存されている会社みたいです。まだ会社が残ってて良かった!ありがとうございます!またこういうの作りましょう!

 

当時、写真工芸所という名前の所がリリースしたというのもあり、このソノシートには松島の風景がプリントされた絵葉書が8枚も同封されています。8枚も絵葉書が同封されているソノシートって確かあんまりありません。豪華でおま。

もちろん絵葉書なのでそれぞれお手紙として送れます。普通に写真がかっこいい!

そして絵葉書とは別に、松島の観光地図とソノシートに収録されている内容が書かれた解説書が裏表で一枚になっており、この観光地図 A.K.A 解説書にソノシートが挟まれた状態で、絵葉書達と一緒に同封されています。

観光地図はデザインが可愛く、ソノシートも挟めて画期的!

この時点で”モノ”として既に内容モリモリですが、、、更にこれに加えてソノシートが付帯されているという訳でございます。ナンテコッター!

 

では一番のメインであるソノシートの内容はと言いますと、宮崎県を代表する民謡『大漁唄い込み』から始まり、優しい女性の声で語られる日本三景松島の案内が収録されています。

そしていくらか標準語での案内を終えた後に、最後の方で東北弁訛りでの案内が収録されているのですが、普通に可愛くてちょっと笑えます。東北弁訛りで喋っている箇所は短いので、解説書を見ながら聞けば結構理解は出来ますが、ただ何もなく聴いてるだけだと「んん?待て待てー!」って感じで置いてけぼりをクらいます。

それがまた方言の良い所だな〜っとも思ったりします。

また名前が載っていないのでどういう方が喋っているかは不明ですが、この案内を喋っている女性が終始松島を「まつすぃま」と発音している点も要チェックポイントです。

 

さあさ!という事で以下のYouTubeのリンクから是非内容を聴いてみて下さい!

リンクの下に、収録されている内容を、同封されている解説書そのまま文字起こしした物を用意したのでそちらを見ながら聴いて頂くとより分かりみが深まるかと思います。

それではどうぞー!

www.youtube.com

日本三景松島-ご案内

みちのく松島は、牡鹿半島に抱かれた仙台湾の中央部より深く入り込んだ松島湾の一帯をさし東西約十四キロ・南北約十二キロの海域で、島・海・岬が渾然となり箱庭式にまとまった眺めは代表的な風景美で、湾内二百六十余りの島々は、白色がかった水成岩で松を頂き、したたる緑は水面に影を落し、平和な自然境を作り出して居ります。

そこに浮ぶ島々には名称があり、えびす・大黒・布袋・毘沙門・蓬莱などめでたい島、仁王島・材木島・馬放島・桂島など名高い島、中でも面白いのは、親に勘当裸島・後から女房が追っかけ島、ちょっと一服ドーラン島などおどけた名前の島もございます。

これら数多い島の中でも特に五大堂は、坂上田村麿が建立した毘沙門堂の跡に、慶長年間伊達政宗公が修営したもので、松島海岸の象徴的存在となって親しまれて居ります。

また最近脚光を浴びて参りました奥松島大高森・嵯峨渓は宮戸島の萱野崎から室浜迄の約二キロに渡る景勝地で、みさご島など男性的な風景は見逃せない所でございます。

芭蕉翁が奥の細道に『折々事ふりにたれど松島は扶桑第一の好風にして、凡そ洞庭・西湖を恥ぢず・・・・・・』と記し、また同行の弟子曽良が、"松島や鶴に身を借れほととぎす"と詠いましたことは余りにも有名でございます。

この松島の名勝と相俟って名高い瑞巌寺は、その昔、青龍山延福寺と称されましたが、慶長十四年伊達政宗公が四年の歳月を費して再興し、伊達家代々の菩薩寺となし瑞巌寺と改め今日に至って居ります。

松島のみやげ名物は、『うんだネー、まずこけし・かきあめ・紅れんせんべい・のり、さざえのつぼ焼き・かきなんがいいんでねすが、それから夏の祭りで塩釜の港祭・松島のとうろう流し・花火大会なんかも美すいでがすとう、いつかきてみてけさいネー』。

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という内容でした!楽しんでもらえましたでしょうか。

島の中に、後から女房が追っかけ島、ちょっと一服ドーラン島だったりそんな名前の島がある事に驚きでした。が、この二つもググってみても検索にヒットせず、またもやミステリーアゲインです。(今のドーラン島がちょっと一服ドーラン島?)

もう一つの、親に勘当裸島はググったら写真出てきますがめちゃくちゃ小さい!島の定義ってなんなんでしょうかね。

 

それと最後にもう一つ、既にお気付きの方もいると思いますが絵葉書やソノシートが入れられているジャケットの裏面に宛名を書くところがあって実際に郵送が出来ます!

当時の人達のレコードプレーヤーの所有率がどんなもんか分かりませんが、お土産も兼ねてソノシートが届くって最高過ぎるじゃあありませんか。昭和のこういう所本当最高!行ってみたい!

で、このジャケットの内側を見てみるとまたまた宛名を書く所があります。

ジャケットの内側。こっち面を表にしても郵送出来そう。

ジャケットを裏返してもおそらく郵送が出来そうですが、これ裏返して送る理由って何かあるのかな?と頭に小さいクエスチョンが浮かんだままずっとこのブログを書いてました。サプライズ?好みや気分の問題ですかね。どなたか教えてケロ。

なんにせよ今の時代じゃ手紙を送り合うなんて事ほとんど無いですから、こういうのって少し憧れちゃいますね!

 

 

因みにここから超余談ですが10年くらい前に一度だけ松島を訪れた事があるのですが、天気が悪くあまり景色については覚えてませんが、松島湾内を周遊する船の上からかもめ達にかっぱえびせんをあげるアクティビティが楽しかった事を覚えています。

船が走っている横で健気に餌を欲しがるかもめ達はマジ可愛かった!

一般的にかっぱえびせんを投げてかもめ達にあげたり手で持ってる所にかもめ達がやってきて餌をあげる、という感じですが、かっぱえびせんを口にくわえてかもめ達にあげるってのがめちゃくちゃスリリングで楽しかった記憶があります。かもめ達は腹が満たせる、俺は間近でかもめが見れて且つアドレナリンが出る、周りの人達は盛り上がる。動物も人も関係無く、全員がハッピーな時間がそこにはありました。

 

 

そんなこんなでこういった内容でしたが今回のソノシート紹介いかがでしたでしょうか。

きっと地元民がこういうのを聴くのが一番面白いんじゃないかと思うので、もし周りに宮城県仙台市出身、松島に縁ある方が居れば是非シェアリングしてもらえると嬉しい限りです!

またきっとこれからも早かったり遅かったり波のある速度で更新していくので気分で見に来てやって下さい!

 

ではまたϵ( 'Θ' )϶

 

ソノシート付観光絵はがき 日本観光地百選  平原の部 第一位 日本平

こんにちは!鈴木33回転正夫のかつやです。

もう愛知県は例年より早く梅雨に入ってしまいましたが、皆さんいかがお過ごしでしょうか。シトシトと雨が降る日は家に籠って何かしらに精を出すのがいい感じです。そして日焼けの出来る夏がもう既に待ち遠しいですね。

 

では、早速第2回目となる今回のソノシート紹介はこちら!

 

ソノシート付観光絵はがき 日本観光地百選 平原の部 第一位 日本平

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じゃじゃ〜ん! 

絵はがき4枚と共に同封されている、はがきの形をした静岡県日本平の観光案内ソノシートです。こういう写真がプリントされている物は"フォノカード"とも呼ばれたりもしています。ソノシートはペラペラな円盤だけでなく、この様にはがきの形だったり、四角い形だったり、色んな変化型があるのも面白いところです。

 

またこのはがき形のソノシートターンテーブルの上でくるくる回ってる所も見ていてなんだかほっこりします。

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しかしこちらのソノシート、ググってみてもオークション関連のページしか出てこないので詳細がほぼほぼ謎なのですが、おそらく日本平が日本観光地百選平原の部というので第一位に選ばれた際に静岡市が記念に作って配布されたものになるかと思います。(どなたか詳細知っている方居ましたら、コメント欄等で教えて下さい!)

 

なのであまり今回は話を広げられないのですが、これだけネットが普及していつでもどこでも情報を得られるようになった世の中でも、インターネットの広い海に全く情報が載っていないという事もソノシートにロマンを感じる所であります。

 

因みにこちら、ソノシートや絵はがきが入っているジャケット a.k.a 封筒(?)の裏に届け先を書くところがあり、なんとそのまま郵送する事も出来ます。

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ソノシートが同封されたこんな素敵なお便りを受け取った日には間違いなく静岡のお茶娘に恋心を抱くでしょう。当時の人達はお茶娘とのロマンスを胸に、ソノシートに針を落としていたに違いありません。

人と人との繋がりを感じさせてくれる温もりがソノシートには詰まっているのです。まさにサウンドタイムカプセル。こういう粋なノベルティセットみたいな物を今の観光会社にもまた取り入れてもらいたいなと心底願います。

 

そしてこのソノシートの内容ですが静岡県の民謡ちゃっきり節、日本平や絵はがきの写真に載っている観光地の紹介、島倉千代子さんが歌う日本平音頭が収録されています。

日本平関連のソノシートは他にも数枚あり内容も構成が似ている物が多いのですが、どれも風情を感じさせる語り口がグッときます。そしてちゃっきり節や日本平音頭も静岡のほのぼのとした空気感が伝わってきて、お気に入りの民謡の一つでもあります。

そしてこのソノシートの中で何回か「日本平は日本一」というフレーズが出てくる所も自信に満ち溢れていてなんだか良いなと思っています。

 

それではこの日本平ソノシート、お茶とみかんを用意してお楽しみ下さい。どうぞ。

www.youtube.com

 

いかがでしたでしょうか。

観光案内のソノシートを聴くとその土地に旅行に行きたくなります。ソノシートを聴いて次の旅行先のプランを練るのも、ソノシートの楽しみ方の一つなんじゃないかなと思っています。

 

それでは次の紹介もお楽しみに!

ではまた( ˊ̱˂˃ˋ̱ )

運転士も歌う.....観光バス 佐渡の思い出をもういちど 新潟交通

こんにちは!鈴木33回転正夫のKatsuya Knd(カツヤコンドウ)です。

前回 a.k.a 最初の記事からだいぶ時間が経ってしまいましたが皆さんいかがお過ごしでしょうか。文章を書くのは楽しいけど、纏めるのがまだまだ不慣れで思ってる以上に時間がかかってしまいます。でもこんな感じのウサギ&亀なペースでゆるりと更新していきたいと思っています。

 

それでは早速本題に参りましょう。

今回はこの鈴木33回転正夫のソノシート紹介ブログ、第一号となるソノシート紹介です。そんなおめでたい記念すべき最初のソノシートはこちら!

 

運転士も歌う.....観光バス 佐渡の思い出をもういちど 新潟交通

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ジャジャン!

出ました。観光案内ソノシートの代表格、新潟交通が配布していたシリーズのソノシートです!タイトルの『運転士も歌う.....観光バス 佐渡の思い出をもういちど』という時点でもうグッときます。こちらは観光バスなどでお土産用としてお客さんに配られていた佐渡島の紹介ソノシートになります。

この新潟交通何が代表格と言いますと、リリースされたシリーズが圧倒的に多いという事。ソノシートは原価がとても安く作られていたという事から、この新潟交通はほぼ毎年ジャケットや内容を少〜しずつマイナーチェンジしながら配布していたそうです。

観光地の宣伝や、お土産用のソノシートは全国各地で色々とありますが、これだけ多くの種類を配布していた会社はおそらくこの新潟交通だけかと思います。

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新潟交通がリリースしてきたシリーズの一部。新潟交通全コンプリートの道のりは長い。

あまりにも種類が多く自分達ではまだ把握出来ていないのですが、長野県伊那市にある "黒猫" というお店の店主、田口さんという方が出版された『佐渡島とレコード』という本にこの新潟交通シリーズが纏められています。この本は本当に凄い!!

このソノシートが配布された年代毎にジャケット写真と共に紹介されていて、盤に収録されている内容やナレーションを全て文字起こしされていて且つ、田口さん自身が佐渡に実際に赴き新潟交通を訪れたり、当時のバスガイドさんにお話を伺ったり、佐渡観光の様子が書いてあったりと、あまりにもマニアック過ぎる内容にとんでもない衝撃を受けました。

まだ一方的に知っているだけなのでいつかお会いしてみたい方です。以下にこの本のリンクを貼っておくので気になる方は是非チェックしてみて下さい。

enban.cart.fc2.com

 

話が少し逸れてしまいましたが、本題のこのソノシートの内容の紹介に参りましょう。

この新潟交通シリーズは基本的に佐渡の民謡の紹介に加え、佐渡島の観光案内という内容が軸となっていますが、この盤は比較的歌がメインな内容となっています。百聞は一見に如かずという言葉がありますが、音楽の場合は聴かなきゃ分からないという事で、以下のYouTubeのリンクから実際に音声と音楽をお楽しみ下さい。

A面より佐渡の紹介と佐渡島の民謡、佐渡おけさと両津甚句が収録されています。佐渡おけさHIPHOPやビートミュージックと同じく首が振れる民謡で個人的に大好きな民謡の一つです。

それではどうぞ。

www.youtube.com

 

いかがでしたでしょうか。

正夫の2人はこのソノシートに出会ってからどっぷりとソノシートの沼にハマってしまいました。内容も然り、ペラペラな円盤からこの音声や音楽が流れてくるところにも心を掴まれたんだなと思います。

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ソノシートは本当にめちゃくちゃ薄いです。

この佐渡ソノシートはほんの入りでソノシートの世界は本当に底が知れないと思っています。この新潟交通のシリーズだけでも色々と聴き比べていると、ナレーターやバスガイド、民謡の構成にニヤニヤしたり、それぞれ言い回しが少しづつ違ったり、言葉選びがキザだったり、構成や内容に少しずつ変化があったりと、全体的に昭和特有の温もりを感じれてなんだかほっこりします。新潟交通の他のシリーズもまた追々紹介していきたいと思います。

そしてこちらの盤のB面もなかなか良い感じなので、気になる方は是非リサイクルショップ等で探してみて下さい!ソノシートはビジュアルや内容に加え、リサイクルショップで探し出す、という行為からもこのデジタル時代で失われたアナログの持つ温もりを教えてくれる一つのツールだとも感じています。

 

今回はこんな感じで纏めさせてもらいます。ここまで読んで頂きありがとうございました!このブログがきっかけでソノシートに興味を持ってもらったり、ソノシートって面白いんだな〜って思ってもらえたらカツヤとヤンヤンはハッピーです!

ではまた( ◠‿◠ )

初めまして、鈴木33回転正夫です。

皆さん初めまして!愛知県を拠点に活動しているソノシートDJデュオの鈴木33回転正夫と申します。第1回目となる今回はまずソノシートって何?鈴木33回転正夫って誰?って事について書いていきたいと思います。

 

ソノシートってなんじゃらほい?

諸々の詳しい事はググってもらった方が分かりやすいと思うのですが、簡単に言えばレコード盤の一種で、フィルムのような物で作られたペラペラな円盤です。一般的には子供向けの雑誌の付録で付いていたのが主流となっていたみたいです。

しかし、ソノシートと一口に言っても見た目も内容も千差万別。

丸い円盤型の物や四角い物、盤面に写真や絵がプリントされている物、列車の乗車券付きの物や、旅行会社がお土産用として配布していた観光案内物、朝日ソノラマ社やカルピス社等色々な会社から出版されている物、英語のリスニングテスト、アニメ、楽器の練習用、家電製品やボードゲームの説明書、などなど挙げたらキリがないくらいに様々なソノシートがあります。

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その中で正夫の2人がグッとくる物の共通点は ”淡々とした口調で語られ、どこかほっこりしてクスッと笑える” ソノシートです。そして基本的にダウナーです。このブログではそんな懐かしくて新しいソノシート達を紹介していきたいと思います!

 

鈴木33回転正夫ってどちらさん?

そしてこのブログの主、鈴木33回転正夫は私Katsuya Knd(カツヤコンドウ)とヤンヤンの2人からなるソノシートDJデュオです。(2022年よりLIVE活動も始めました。)

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(左)ヤンヤン (右)Katsuya Knd

そんな2人とソノシートとの出会いは2019年春頃。日本民謡のDJユニットである俚謡山脈のプレイに喰らいまくった2人が、愛知県内のハードオフを巡って民謡のレコードを漁っている時に新潟交通のお土産ソノシートを見つけたのが始まりです。

レコードとは明らかに質感が違うペラペラな円盤、昭和独特の口調で語られるナレーションや観光案内、民謡の説明がメインという今までに聴いた事のない内容、そして旅行会社がツアーに参加してくれたお客さんにお土産用としてソノシートを配布をしていたという事実、その全てが”粋”だと感じ衝撃を受けた事を今でも覚えています。(こちらは次回のブログで紹介したいと思います。名盤!)

この最初の出会いがとても衝撃的で、それからリサイクルショップを色々と巡ったり、インターネット上のあれやこれをも使ってソノシートの収集を始めました。

 

そして2019年7月。2人で民謡のミックスを録ろう!という事で集まり録音する事に。最初は民謡や音頭だけで夏っぽいミックスを作る予定でしたが、ヤンヤンが流したソノシートが流れを大きく変え、気付けば最初の予定とは全く違う内容の物が出来あがっていました。(そのミックスは下記にリンクを貼ってあります。)

これが2人の性分にバチンとハマり、このミックスをきっかけにDJユニットを始めよう!となり鈴木33回転正夫が結成されました。ユニット名の由来となった鈴木正夫という名前はハードオフで民謡のレコードを漁ってる時に頻繁に目にした民謡の歌い手、鈴木正夫さんから頂戴しました。

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そんな流れから始まった鈴木33回転正夫の活動。昨年2020年には自主制作MIX-CD "不思議音声旅行" もリリースしたりと、徐々に活動の幅を広げていっています。このミックスについても今後記事を書いていけたらなと思います。

以下に正夫のこれまでの過去作品やミックス、Katsuya Kndとヤンヤンそれぞれのリンクも載せているのでお時間あれば是非チェックしてみて下さい。 

それでは鈴木33回転正夫のソノシート紹介ブログ、以後お見知り置きを! 

 

  • SoundCloud
    2019年7月に作られた鈴木33回転正夫結成のきっかけとなったミックスです。ダウンロードも出来ます。

soundcloud.com

 

  • NTS Radio
    正夫の2人が敬愛しているアーティストJapan Blues。彼がホストを務めているロンドンのインターネットラジオ局NTS Radioの彼の番組内で2020年にリリースしたMIX CDRの不思議音声旅行を紹介して頂きました。正夫は9分30秒頃からスタート。前にかかってる曲がストーンストーンジャンキー言っててやばい笑

www.nts.live

 

  • dublab.jp Radio Collective #245 "Nagoya Showcase"
    ロサンゼルスを拠点とするインターネットラジオ局dublabの日本ブランチ、dublab.jpの名古屋初の出張放送編に出演した時の模様です。正夫は1時間と2分辺りから始まります。東海地方を拠点に活動しているビートメイカー/プロデューサーのabentis、DHYANも参加。abentis→DHYAN→正夫の順番でお楽しみ下さい。

www.mixcloud.com

  

Katsuya Knd

https://www.instagram.com/katsuyakondo/?hl=ja

https://soundcloud.com/katsuyaknd

https://www.mixcloud.com/katsuya-knd/

https://kibunnhapacificatami.bandcamp.com/

 

ヤンヤン

https://www.instagram.com/yangyang_bou/?hl=ja

https://soundcloud.com/yangyang-bou?ref=clipboard